Deveice Driver INIT デバッグツール Version 0.04 Copyright K.Ando 目的: MS-DOS のデバイスドライバを作成する場合に、そのドライバの初期化 ルーチンの部分のデバッグは、けっこう面倒です。そこでその部分を デバッグしやすくするためのツールがこのプログラムです。 使用方法: 対象となる、MS-DOS 用のドライバを作成します。 対象ドライバが、ABC.SYS だったとすれば、 SYMDEB DINIT.EXE ABC.SYS のようにして SYMDEB.EXE と 対象プログラム の間に DINIT.EXE を指定します。この状態で SYMDEB の G コマンドを 実行すると、ドライバの STRATEGY の後、INIT の処理へ移る直前で DINIT.EXE 内の INT 3 で停止している状態になっています。INT 3 を スキップしてトレースを続ければ、そこから先が ABC.SYS の INIT の 処理です。 (NUMEGA社の SoftIce For DOS を使用している場合には、DINIT は、 SoftICE と連動して直接対象ドライバの INIT の先頭で停止するように してあります。) 対象ドライバが、キャラクタデバイスの場合は、そのままドライバとして MS-DOS に込み込まれますがブロックデバイスの場合は、INIT を行うだけ で MS-DOS のドライブとしては認識されません。 また、DINIT は、対象ドライバの常駐量や、レジスタ、ベクタ情報も同時に 表示し、DINIT /R により、最後に DINIT とともに実行されたドライバを メモリからリリースします。 【その他、使用・再配布について】 このプログラムは、フリーウエアです。以下の使用条件をまもる事を前提に だれでも自由に使用する事を許可します。 (1) このプログラムおよびドキュメントファイル DINIT.EXE,DINIT.TXT を一切変更してはなりません。 (2) このプログラムを第三者へ提供する場合、(1) の条件をまもれば 再配布を許可します。 (3) このプログラムを使用した事により発生した損害等に関して作成者は 一切の責任を持ちません。 (4) ネットワーク、製品、雑誌等へ添付する場合も自由です。 (作者の許可を得る必要はありませんが、面倒でなければ「xxxに 掲載するよ」とメールをください。) (5) 基本的に作者は、このソフトウエアをアップデードする義務を負い ませんが、何か問題があればメールをください。アップデートする かもしれません。 【連絡先】 PSE-NET kando@pse.co.jp 安藤健四郎 NIFTY-Serve QFG02543@niftyserve.or.jp 安藤健四郎