FD.EXE version 5.04 1989,91 Kenshiro.Ando 解説 FD.EXEの目的 複数ファイル中から指定文字列検索 ファイル自体のデイレクトリを検索 FD "hello" test.c で test.cの中から指定の文字列を捜します.これには ファイル名とその 行番号の情報が一緒に表示されます. FD "hello" *.c とすると拡張子が c のファイル中から捜します. FD "hello" *.c \include\*.h とすると *.c に加え \include\*.hも対象となります 探索ファイルは、1行に指定できる限界まで指定できます.特に個数に制約が あるわけでは,ありません. FD "hello" test.c /c とやると結果のみを表示します. FD "hello" test.c /l とやると hello,HELLO,HeLlow等大文字と小文字を区別なく取り扱います. FD '"hello"' test.c とやると "hello" を捜します.文字列は " もしくは ' のどちらかで指定 が可能です. FD "hello" "print" test.c とやると helloと printの両方を含む行を捜します. 複数の文字列の指定個数の限界は特にありません.一行に指定できる限り 有効です. FD "hello" test.c /v とやると helloを含まない行を捜します. FD "hello" test.c /w とやると hello が単語として独立している行を捜します. そのため (hello)や(hello,1,2)等は発見されますが hello100 や abchello 等は対象外となります FD "hello" test.c /p とやると24行毎に表示を停止します. FD "hello" test.c /f とやると出力にファイル名が付加されません FD "hello" test.c /n とやると出力に行番号が付加されません FD "hello" test.c /t とやると出力の時にTABを8桁毎の空白に調整しながら出力します. FD "hello" *.* /s とやるとすべてのファイルを探索対象とします. /sが無い場合 特定の拡張子を持つファイルは探索対象外となります .exe .com等です *** FD "hello" test.c /h とやると隠しファイルのみを探索対象にします. *** FD "hello" test.c /d とやると現在のディレクトリから下にあるすべてのディレクトリの中の test.cを探索の対象ファイルとします. FD "hello" \test.cとすればカレントドライブのすべてのディレクトリ のtest.cが探索対象となります. FD "heloow" \src\test.cとすれば \src\より下のすべての test.cが対象と なります. *** FD *.c のように探索文字列を省略すると.指定ファイルがどこにあるかをさがします 発見したファイルは、その属性,日付,サイズが表示されます. 日本語モードと英語モードでは、日付の表示の仕方が異なっています. 内部的には, FD "" \*.c /d/c のような指定とほぼ同じ処理を行っています 指定の /?は複合的に指定が可能です.またその位置は終わりか 探索文字列の 前かどちらでも指定可能です 例 FD /C/L "hello" test.c /p/w/d *** FD *.* /n (nの値は 0... 9)を指定すると現在の日付からn日前からのファイルを対象 とします /0なら今日のみ /5なら5日前より新しいファイルを意味します FD.SKP このファイルを編集する事によりスキップするファイルを自分で定義可能 です.このファイルの探索は,カレントディレクトリ,次にFD.EXEのディレクトリ の順に探索されますのでディレクトリ毎に変化させる事も可能です なおこのソフトウエアを使用して問題が発生しても私は、知りません. 自分の責任で使用してください.書き込みを行う処理は特にありませんから 大きな問題は発生しないとおもわれます. *** Ver 4.21より /Lは、全角、半角の ALFA,NUMERIC,かなに対応 /Lにより全角,半角のカナとかなは同じ扱いになります FD "インテルCPU386" *.* /L の場合 "いんてるCPU386" "インテルcpu386" "インテルcpu386" などが検索されます *** Ver 4.23 /Oにより OR 検索を可能 1: ---ABC----XYZ--- 2: ---ABC---------- 3: ----------XYZ--- 4: ---OPQ----RST--- FD "ABC" "XYZ" filename ...... 結果 1 FD "ABC" "XYZ" filename /V ...... 結果 4 FD "ABC" "XYZ" filename /O ...... 結果 1,2,3 FD "ABC" "XYZ" filename /O/V ...... 結果 2,3,4 *** Ver 5.04 /B によりバイナリモードでサーチします。 発見された文字列は、ファイル内でのアドレスが表示されます。 使用例: FD "ABC" filename /B /X により、16進文字列サーチの機能が追加されます。 /X を指定すると、サーチ文字列を 16進数値と解釈してサーチします。 使用例: FD "12 34 56" filename /X 【その他、使用・再配布について】 このプログラムは、フリーウエアです。以下の使用条件をまもる事を前提に だれでも自由に使用する事を許可します。 (1) このプログラムおよびドキュメントファイル FD.EXE,FD.TXT を一切変更してはなりません。 (2) このプログラムを第三者へ提供する場合、(1) の条件をまもれば 再配布を許可します。 (3) このプログラムを使用した事により発生した損害等に関して作成者は 一切の責任を持ちません。 (4) ネットワーク、製品、雑誌等へ添付する場合も自由です。 (作者の許可を得る必要はありませんが、面倒でなければ「xxxに 掲載するよ」とメールをください。) (5) 基本的に作者は、このソフトウエアをアップデードする義務を負い ませんが、何か問題があればメールをください。アップデートする かもしれません。 【連絡先】 PSE-NET kando@pse.co.jp 安藤健四郎 NIFTY-Serve QFG02543@niftyserve.or.jp 安藤健四郎